１月１４日に、ANA 全日空の羽田空港内 機体工場見学ツアーに参加してきました。
このブログに掲載する写真は、すべて ANA 広報部の事前承認を得たものです。
今回整備中の機体は、JA878A Boeing 787-8 Dreamliner と、 JA817A Boeing 787-8 Dreamliner の２機です。
水平尾翼と垂直尾翼です。エレベーターが若干下がっています。
垂直尾翼付け根部分の胴体最後尾に、APU（補助動力装置）の排気口が設置されています。
メインギアです。機体のサイズ、重量を考えると、意外とコンパクトに見えてしまいます。
Boeing 787-8 型機の主要スペックは以下の通りです。
全長 56.7m
全幅 60.1m
全高 16.9m
胴体最大幅 5.74m
最大離陸重量 約 220トン
巡航速度 マッハ 0.85
ジェットエンジン ロールス・ロイス製 Trent 1000
航続距離 15,200km
最大巡航高度 13,000m
離陸滑走距離 3,100m
成田空港の場合は、Ａ滑走路 (4,000m)、
羽田空港の場合は、Ｃ滑走路 (3,360m)を使用することになります。
因みに、自動車を製造するロールス・ロイスとブランドは共通ですが、会社は航空機用エンジン製造と自動車製造では別会社になっていて、自動車の方は現在ドイツ・BMW の傘下となっています。
787 の特徴のひとつ、 レイクド・ウイングチップ です。翼の先端が後方にカーブするだけでなく、上方にも少し角度が付いているのがわかります。鷲の翼は、先端の形状こそ違いますが、このように後方にカーブしながら上方に反っています。これもひとつのバイオテクノロジー、或はバイオニクスと呼ばれる分野の成果なのでしょうね。
Part 4 に続きます。
全日空商事 1/400 787-8 JA806A 787ロゴ付き国際線仕様機 主翼 地上姿勢 完成品
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