東京スカイツリー

せっかく墨田区にある東京スカイツリーのお膝元まで行ったので、タワーを下から見上げてきました。ここまで近づいたのは初めてです。まだ中には入っていません(泣)。展望回廊まで行ってみたいのですが、お値段が結構するんですよね。

自立式タワーとしては、634m で世界一の高さなのだそうです。建物も含めると、ドバイのブルジュハリファに次いで2位なのだとか。
高さ 350m の地点に展望デッキ、450m の地点に展望回廊が設置されていて、晴れた日には関東平野が一望できるのだそうです。 富士山はもとより、筑波山も見えるというのですから、凄いですね。

下から見上げると、意外とスリムなんですね。脚元の長さは一辺が 68m なのだそうです。高さの割には、短いですよね。しかも脚部分は円筒形ではなく、正三角形なのです。上に行くに従って円筒形となるデザインなんですね。正三角形から円筒形に変わっていく中間部分の断面は、まるでロータリーエンジンのローターのごとく、曲線で出来たおむすび形になっているそうです。
東京タワーの脚元は1辺 88m の正方形で、塔の先端部分を除いて正方形が維持されます。しかも高さが 333m と約半分なので、末広がり感は東京タワーの方が遥かにあります。

太い丸の展望デッキ部分で地上高 350m ですから、この地点ですでに東京タワーのテッペンより高い訳です。

東京スカイツリー Tokyo Skytree by Disco-4@東京©

タワーの直下に近づき過ぎると、展望回廊が見難くなり、高さをあまり実感できなくなります。

東京スカイツリー Tokyo Skytree by Disco-4@東京©
東京スカイツリー Tokyo Skytree by Disco-4@東京©
東京スカイツリー Tokyo Skytree by Disco-4@東京©
東京スカイツリー Tokyo Skytree by Disco-4@東京©

これは隅田川越しに撮影したものです。やはり全景が見えた方が高さの実感が湧きますね。川面に反射するゆらぎのタワーもいいものです。

東京スカイツリー Tokyo Skytree by Disco-4@東京©
東京スカイツリー Tokyo Skytree by Disco-4@東京©

広角レンズで撮影すると、このようにスカイツリーが傾いて、というか上にいくほど内側に曲がっているように撮れてしまいます。これはレンズの歪曲収差という、ある意味広角レンズが抱える宿命的な現象です。この収差を完璧に補正しようとすると、レンズ1本のお値段がとんでもないことになってしまいます。
このため、土地や建造物の測量など精密な写真を必要とする場合は、レンズ毎に指定された補正値を使って、パソコン上で修正をかけます。

東京スカイツリー Tokyo Skytree by Disco-4@東京©

次回はスカイツリーのライトアップや、展望デッキからの富士山などを撮影してみたいものです。

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