このブログは、2013年~2019年にかけて撮影した写真を使用して書いています。
1st レンジ・ローバー 俗にクラシック・レンジ・ローバーとも呼ばれますが、言うまでもなく初代レンジ・ローバーで、今に続く Range Rover ブランドの出発点です。
そんな初代レンジ・ローバーの中でも、最初に市場に投入されたのは、1970年に登場したこの3ドアモデルです。
5ドアモデルは1980年に、3ドアモデルと同じホイールベースで限定モデルが生産されました。これはスイスのモンテヴェルデという、高級スポーツカーメーカーからの提案で生産されたものです。翌年、市場のニーズに応えるべく、このモンテヴェルデ仕様に改良を加えたものが量産化されました。これが現代まで続く5ドアモデルの原点になります。
初代レンジ・ローバーは、1970年~1996年と、実に25年以上もの長きにわたり生産され続けたロングセラーでもあります。
また、工業製品として唯一、フランスのルーブル美術館に展示されています。
発売当初に搭載されていたエンジンは、乗用車の Rover 3500 に搭載されていた、 V8-3500cc のガソリンエンジンです。
聞くところによると、レンジ・ローバーはそもそも英国で広大な農園や牧場を所有する農園主や牧場主(主に貴族や大富豪)が、自身の所有する領地を見回るために使用する、高級オフロードカーとして開発されたそうです。
内装は贅沢にして気品があり、乗り心地はオンロード・オフロードともに快適で、路面の状況を問わずどこでも走れるフルタイム4輪駆動の高級車です。
これが後に砂漠のロールス・ロイスと呼ばれるようになる訳です。
このクルマの需要は、英国国内のみならず、世界各国で独自の市場を開拓し、確固たる地位を築き上げました。
凜として森に佇む光景がいいですね。
英国の牧草地を走り抜ける光景が目に浮かびます。
ダービー発祥の地が英国であることからも、英国人が馬を愛するのは有名な話です。それ故に、レンジローバーも、馬2頭を乗せたホーストレーラーが牽引できるように設計されており、夫婦で乗馬を楽しむことができるのです。最大牽引荷重 3500kg は、最新のレンジローバー及びディスカバリーにも受け継がれています。
因みに、キャラバン(キャンピングトレーラー)も、英国が発祥の地なのです。英国人はアウトドアが好きなのですね。
レンジローバーは、パリ・ダカールラリーにおいて、第一回(1979年) と第三回 (1981年)大会で優勝しています。またキャメルトロフィーにも参戦しました。
Car of the Century にも選出されています。
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