2024年11月に、筑波サーキットに於いてバイクのレースが開催されたので、撮影してきました。先ずは特徴的な RACING KNEELER からです。
KNEELER ニーラーとは、ひざまづく人という意味で、レース中はず~っと膝をついた状態で乗車しています。元々はサイドカーと言われていたもの(2輪のバイクに側車を付けて3輪車としたもの)がルーツです。
今でも RACING SIDECAR と言われますが、SIDECAR のイメージからはまったくの別物へと進化しています。
現在の RACING KNEELER は、シャシーからして専用設計になっていて、最初から三角形になっており、昔のようにバイクに側車をくっつけたような構造ではありません。ライダーはエンジンより低い位置に乗車し、パッセンジャーは左右どちらにも、立たずに直ぐ動けるようにライダー後部に乗っているようなイメージです。その走りは迫力あるもので、4輪車とはまた違った魅力があります。パッセンジャーが立たないのは、空気抵抗を最小限に抑えるためと、左右の重心移動を素早く行うためです。
先ずはタイヤの太さが通常の2輪車とは大きく異なります。そしてバーハンドルは、フロントタイヤの直ぐ上に位置していて、厳しい前傾姿勢を強いられます。エクゾーストパイプが、ライダーのほぼ手元にあるのですから驚きです。
ライダーは、エキパイの上に腹ばいになるような感じで乗り込みます。
パッセンジャーの乗車位置です。最後部の平たい部分(ヘルメットが置いてある辺り)にひざまづいて、左右にカラダを乗り出してコーナーリングフォースに耐え続けます。リアタイヤの位置が、左右で異なるのがお解り頂けるかと思います。車体から振り落とされないように、グリップやパイプが各所についていて、これで姿勢を制御します。
お尻が擦りそうです。
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