Abarth 595 Competizione 5MT サソリの猛毒

今回は、FIAT / ABARTH 池袋店さんで、Abarth 595 Competizione の 5MT 仕様に試乗させて頂きました。

マニュアルトランスミッションのクルマを運転するのは、実に数年振りのことです。スタートでエンストしないかと緊張しました。

ディーラーさんの試乗によくある、決められたコースをチョイ乗りのパターンで、都内を15分程度試乗しただけであることをお断りしておきます。当然コーナーなどと言うべきものはありませんし、アップ・ダウンもありません。交差点を右折すること4回、それを直線で結ぶ四角形のルートです。

外観はFIAT 500ですが、中身はやはり Abarth でした。
外観上やカタログ上には、 FIAT のロゴはどこにもありません。
今や Abarth が独立したブランドになっているのですね。
車輛重量 1120kg に対して搭載されるエンジンは、直列4気筒 DOHC 16 バルブ 1.4L インタークーラー付きギャレット製ターボチャージャーで、180ps を絞り出す Competizione 専用チューンのエンジンです。
これに KONI 製ショックアブソーバー、ハイパフォーマンスエキゾーストシステム”レコードモンツァ”(カタログ表記の通り)、ブレンボ製4ポッドフロントブレーキキャリパー、17インチアルミホイールなどで足回りを強化しています。

ABARTH 595 COMPETIZIONE 5MT by Disco-4@東京©

MINI ではないのに、ナンバーがクーパークーパーとは、これいかに?

ABARTH 595 COMPETIZIONE 5MT by Disco-4@東京©

正面から見ると可愛らしい 500 の顔ですが、エンジンを掛けるとスゴイんです。レコルトモンツァと呼ばれるマフラーが奏でるエクゾーストノートが堪らなくシビレさせてくれます。走り出すと、もっと回せ、もっと回せと背中を押してくれる、グッドサウンドです。
この日は生憎小雨が降っていたため、サイドウインドウを開けて走ることができませんでしたが、次回チャンスがあれば窓を全開にして、このサウンドを楽しみながら走りたいものです。
現代の乗用車の排気音でシビレたのは、本当に久し振りのことです。

ABARTH 595 COMPETIZIONE 5MT by Disco-4@東京©

駆動方式こそ RR から FF に変わり、エンジンも空冷から水冷になっていますが、ABARTH の名に恥じないパワーを秘めています。
この日は下のギアで 5000rpm まで引っ張ってみましたが、痛快のひとことですね。 後ろに覆面がいないかピリピリしながら、右足は自然とアクセルペダルを踏んでいました。少なくとも直進する限りにおいて、FFでもパワーが抜ける感じはなく、しっかりとフロントタイヤがグリップしているように感じました。ボディーサイズも5ナンバー枠に収まるちょうどイイ感じで、走る気にさせてくれます。
足回りは当然固められていますが、都内を走る限り不快なほどのショックは感じませんでした。まあ15分のチョイ乗りですから、こればかりはある程度距離を乗らないと解らないと思います。

ABARTH 595 COMPETIZIONE 5MT by Disco-4@東京©
ABARTH 595 COMPETIZIONE 5MT by Disco-4@東京©

今年、アバルトは創業70周年を迎えました。
サソリは長生きなんです。

ABARTH 595 COMPETIZIONE 5MT by Disco-4@東京©

595 Competizione のエムブレム

ABARTH 595 COMPETIZIONE 5MT by Disco-4@東京©

ステアリング中央には、サソリが居座っています。
その昔、エアバッグがない時代は、アバルトのステアリングに変えていたのを思い出しました。

ABARTH 595 COMPETIZIONE 5MT by Disco-4@東京©

ノーマルモードのメーターパネル

ABARTH 595 COMPETIZIONE 5MT by Disco-4@東京©

スポーツモードのメーターパネル
ダッシュボード上で SPORT と表示されている丸いメーターは、ターボのブースト計です。今の時代、ターボのブースト計が付いていること自体、稀有な存在です。もしかしたら、現代の若者はこのメーターが何なのか、知らないかもしれませんね。低燃費走行を示すメーターと勘違いされないことを祈ります。

ABARTH 595 COMPETIZIONE 5MT by Disco-4@東京©

エンジンをオフにすると、カーナビの画面に 595 の正面から見た映像が表示され、ガレージのシャッターが上から閉まります。写真はシャッターが閉まったところです。

ABARTH 595 COMPETIZIONE 5MT by Disco-4@東京©

正真正銘3ペダルです。
ターボのブースト計の存在感が、半端ないですね。

ABARTH 595 COMPETIZIONE 5MT by Disco-4@東京©

テールの4本出しマフラーから、グッドサウンドが奏でられます。このサウンドには久々に酔いしれました。

ABARTH 595 COMPETIZIONE 5MT by Disco-4@東京©

このサソリはハッタリではありません。実力を伴っています。

ABARTH 595 COMPETIZIONE 5MT by Disco-4@東京©
ABARTH 595 COMPETIZIONE 5MT by Disco-4@東京©

ショールームに飾ってある Competizione

ABARTH 595 COMPETIZIONE 5MT by Disco-4@東京©

サソリのご先祖様たち

ABARTH 595 COMPETIZIONE 5MT by Disco-4@東京©
ABARTH 595 COMPETIZIONE 5MT by Disco-4@東京©

同じ 595 でもグレードにより、エンジンの出力やエクゾーストパイプのデザインなどが変わります。

ABARTH 595 COMPETIZIONE 5MT by Disco-4@東京©


今日はいい体験ができました。
FIAT / ABARTH 池袋店さん、ありがとうございました。
WEB サイトはこちらです。
https://ikebukuro.fiat-abarth-dealer.jp/fab/


FIAT / ABARTH の神奈川・静岡地区販売店は、ジャガー・ランドローバー三島店が属する ALC Motors Group が扱っています。
WEB サイトはこちらです。
https://www.alc-mg.com/

世界最高品質の革と熟練職人のファクトリーレザーブランド【NAGATANI|ナガタニ】








abarth, abarth595, competizione, fiat, fiat abarth, poison, scorpion,
アバルト, アバルト595, コンペティツィオーネ, フィアット, フィアットアバルト, 猛毒,
さそり, サソリ, さそりの毒, アバルト厚木, アバルト池袋, アバルト沼津, アバルト静岡,
フィアットアバルト池袋, スコーピオン,

#abarth #abarth595 #competizione #fiat #fiatabarth #poison #scorpion
#アバルト #アバルト595 #コンペティツィオーネ #フィアット #フィアットアバルト #猛毒
#さそり #サソリ #さそりの毒 #アバルト厚木 #アバルト池袋 #アバルト沼津 #アバルト静岡
#フィアットアバルト池袋 #スコーピオン






皆様からのコメントをお待ちしております。