横浜港　大さん橋に接岸する豪華客船

先頭バッターは、日本が誇る、日本船籍では最大の外航クルーズ客船、飛鳥II です。
日本郵船の子会社である、郵船クルーズが所有・運行しています。
総トン数５万トンという巨大な船です。
茨城の大洗 ⇔ 北海道の苫小牧を結ぶ、大型フェリーさんふらわあでも１万４千トン未満ですから、桁違いの大きさであることが解ります。

8層のデッキがあり、旅客定員 872人に対して、乗組員が約 470人と、乗船している人の実に 1/3 以上が乗組員ということになります。
飛行機と比べると、いかに人手が掛かっているかがわかります。

船首は意外と尖がっているのですね。

上階はオーシャンビューのテラス付きルームで、マンションのようにも見えます。救命ボートのサイズも相当大型ですね。

アスカIIの船尾は、段々状になっています。

洋上に浮かぶ億ションですね。

歩いている方の後ろ姿を撮影したのでブレていますが、こんなパーカーが用意されているのですね。

こちらは２番目の船です。
ロイヤルウイングという名前の船です。
この船は横浜港内で、ランチクルーズとかディナークルーズをするための船のようです。総トン数も 2800 トンですから、飛鳥IIと比較すると、1/20くらいになります。

３番目は、このロイヤルウイングの後ろに、そびえ立つように接岸している超巨大船です。

セレブリティ・ミレニアムという超ド級の豪華客船です。
総トン数91000トンクラスと、飛鳥IIのほぼ倍です。
全長294ｍ、全幅32ｍで、パナマ運河を通行できる最大クラスの客船です。
動力はクルーズ客船としては世界初の、ガスタービンを採用していて、電力推進となっています。

乗客が利用できるデッキは１１層で、乗客1950人を飲み込みます。
乗務員は999人もいるので、飛鳥IIの乗客定員よりこちらの乗務員の方が多いのです。とにかく、規模が違い過ぎて、別世界です。

恐らくパナマ運河航行のための対策なのだと思うのですが、この船の船尾はストンと切り落とされたデザインになっています。まるで Defender のように潔くカクカクしたお尻です。

岩壁から見えた船内です。テーブルがいくつか見えるので、ティールームか何かでしょうか。

これは驚きです。オーシャンビューのエレベーターです。

テラス付きの客室。大海原や夜空の星、朝焼け、夕焼けを独り占めできる、洋上に浮かぶ億ションですね。

船首は普通に尖っていますが、特別絞り込まれている訳でもないようです。

世界中のセレブのための、セレブリティなんですね。

横浜ベイブリッジを望む。こんなデカい船が、あの橋の下を航行する訳ですから、橋脚が高くなる訳ですね。

レーダーやアンテナ類の装備も凄いですね。

３隻を比べて見たところです。観光バスがミニカーに見えます。

このロサ・アルバという船は、パーティー用の横浜港内クルーズ船だそうです。

これはシーバスです。
横浜駅東口から山下公園を結ぶ、まさしく海上バスです。

こちらは海上保安庁の巡視船　あきつしま　です。
船の総トン数で、巡視艇と巡視船と呼び分けているようです。
自分はすべてが巡視艇なのだと思っていました。

こちらは巡視船　ぶこう　です。

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