モーターショーにビジネスジェットを展示する。
いかにもホンダらしいですね。
正式名称は、ホンダ ジェット エリート というみたいですね。
ジェットエンジンを主翼の上に配置したお蔭で、客室内空間の拡大、荷室の拡大、空力特性改善、最高速度アップ、航続距離の増加、低燃費と、たくさんのメリットが生まれたそうです。
過去にも主翼の上にエンジンを搭載するアイデアはありましたが、排気の熱に主翼部品が耐え切れないという問題を抱えていました。例えば短距離離着陸機の飛鳥は、実験機が製作されただけで終わりました。今は各務原航空博物館に展示されています。
しかし、Honda Jet では、ジェットエンジンを主翼後方にオーバーハングさせることで、排気熱が直接主翼に当たらないようにしています。しかも水平尾翼が垂直尾翼の上方に付いているので、水平尾翼も排気熱の影響を受けません。
一方で、最後尾の座席からの視界は、エンジンと主翼でスポイルされるでしょうね。また、窓とエンジンがこれだけ近いと、騒音の問題をどうやってクリアしたのかが気になります。
展示したあるのは模型ですが、かなり大型でディテールまで凝った作りです。
不謹慎ながら、機首部分の形状やカラーリングからスルメイカを想像してしまいます。
カラーパターンの展示例です。
日の丸をイメージさせる赤白のパターンが、自分にはイチバンしっくりきます。
成層圏の定義が、高度10km-50km の間なので、旅客機も Honda Jet も、成層圏を飛ぶことになるのですね。
因みに成層圏は英語で stratosphere で、Lancia Stratos (ランチア・ストラトス) の名前の由来でもあります。
意外だったのは、ヘリコプターが高度 6000m までなんですね。エベレストを飛び超えることができない訳です。また、軽飛行機でもエベレストはギリギリの高さなんですね。
壁面パネルにドカンと貼られた Honda Jet の雄姿。デリバリーが始まって、日本にも到着しているようですから、実機が飛ぶ姿を見たいものです。特等席はやはりコクピットなのでしょうね。
これにて、東京モーターショー 2019 を終了します。
お付き合いくださいまして、ありがとうございました。
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