Land Rover Discovery-4 は、もっぱらキャラバンを牽引するのがメインの活動の場で、普段の足となるファーストカーは、このイエローカングーこと、Renault Kangoo です。
このクルマは2代目で、初代はルノー・ジャパン設立直後に購入した1.4Lモデルでした。サイズが大きくなって3ナンバーサイズとなった今の通称デカングーが発売された直後に、2代目となる今のクルマ(1.6Lの観音開きドア仕様の通称小カングー)を手に入れました。
タイミングからして、これが最終モデルとなります。
この小カングーは5ナンバーサイズで、住宅街を走るのに非常にコンパクトで便利です。加えて荷物スペースが大きいため、車イスが縦に積めるので、大人5人+車イス+1泊分の荷物をラクに積むことが出来ます。全長4mで5ナンバーサイズのコンパクトなクルマにしては、アッパレな室内空間です。
加えて、四隅が確認し易いことも重要なポイントです。ワイフも後方が見易くバックが楽だと大のお気に入りです。
このサイズでリアがスライドドアというのも、使い勝手の評価に一役買っています。兎に角便利で乗り心地のよいフランス娘です。
乗り心地のよさは、シートの出来も寄与しています。見た目は安っぽいシートですが、乗降りがし易く、長距離運転でも腰痛に悩まされない、なかなか優秀なシートです。
室内のつくりが安っぽいとか、走行中の音がうるさいとか、欠点を上げればいくつもありますが、それらを上回るメリットがあると同時に、見た目がカワイイのです。
ディズニーランドの駐車場に止めても、一発で自分のクルマを発見できるのは、デザイン上の独創性とこのボディーカラーのお陰です。
本日、ようやく 51,500km になりました。購入して10年が経過しますが、まだまだ我が家のファーストカーとして、現役でがんばってもらいます。
小カングーの生存台数は年々減少してきていますが、小型車故の魅力は逆に増しているように思います。