静岡県富士宮市にある、奇石博物館です。
2014年8月に行ったときのものなので、現在の展示内容は変わっているかもしれませんが、奇石博物館というだけあって、変わった石、特殊な石がたくさん展示されています。
冒険家の故植村直己氏が持ち帰った、エベレスト山頂直下の岩石です。
三浦雄一郎氏が持ち帰った、エベレストのベースキャンプ近くの岩石です。岩石には三浦雄一郎氏のサインと、チョモランマと書かれています。
これも岩石です。
Pork Stone (豚肉石)という、方解石の一種です。
赤い部分は酸化鉄から出来ています。
原産地の中国では、猪肉石と言うそうです。
月の石と火星の石 オマーンに堕ちた隕石なのでしょうか。
これはテレビ石という、ほぼ無色透明な石です。
下に置いた文字が透けて見えるんです。
この尖った石は水晶ですね。この石は透明度が高いですね。
水晶 (Quartz) は、腕時計などでお馴染みの鉱物ですね。
これは蛍光物質を含んだ岩石で、ブラックライトを当てると光ります。
これらはすべて、蛍光物質を含んだ石たちで、ブラックライトで照らされています。
アメジスト (紫水晶) の原石です。
岩石もピンキリで、職人によって丹念に磨き込まれ、宝石となって高値で取引されるものもあれば、工業用ダイアのように機械や装置の構成部品として使われるものもあります。
また、大きな塊は加工せずに、上の写真のようにそのまま展示されることもあります。ひとくちに石と言っても、間口は広く、奥が深いものですね。