このキャンピングカーをご存知の方は、相当にクルマ通な方だと思います。
このクルマのベース車輛は、TALBOT EXPRESS というパネルバンです。この名前でピンと来た方もかなりの通だと思います。
TALBOT EXPRESS は、PSA (プジョー・シトロエン・グループ) の傘下で1992年まで生産された商用車で、TALBOT は英国生まれのブランドです。
戦前には、こんなクルマも製造していたメーカーなんです。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1710370/blog/31249833/
一時期はクライスラーの傘下になり、シムカのバッジを付けたクルマもありましたし、マトラとも関係がありました。それ故に TALBOT が、英国車なのか、仏国車なのか、微妙なところではあります。
但し、今回ご対面できたクルマは右ハンドル仕様なので、英国生まれです。
実はこのクルマとは2013年秋に、FBM (French Blue Meeting) の会場でご対面しています。以下は、そのことを記したブログのアドレスです。この時はすれ違っただけで、写真を撮るのが精一杯でした。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1710370/blog/31456395/
木陰でキャンプ。絵になりますよね。
車名は SWIFT Capri です。
SWIFT は、英国のキャンピングカーメーカーです。
ラジエターグリルにTマークが付いていますが、愛知県産ではありません。
今回の大発見は、実はこのオーニングなんです。
な・な・な・何と、日本のYKK製だったんです。
コレには驚きました。
YKKがキャンピングカー用のオーニングまで作っていたとは。
長生きして欲しいクルマです。
今回はオーナー氏とかなりディープなお話ができて、大変有意義で楽しい時間を過ごすことができました。
最初にお声掛けした時に、オーナーご夫妻から「タルボを知ってる人がいるんだ」と、大変驚かれました。いい出会いができました。