ハーラーズ・オートモービル コレクション ってご存知ですか。
現在はエアーショーやカジノで有名な、米国ネバダ州のリノ (Reno) にある、 National Automobile Museum に収蔵されているほとんどのクラシックカーは、ハーラーズ・オートモービルコレクションから受け継がれたものです。そのハーラーズ・オートモービルコレクション（個人のコレクション）の一部が、１９７１年（昭和４６年）に、日本で公開されたときの模様をお送りします。自分は当時まだ９歳でしたが、両親とともに東京の晴海会場（当時の晴海国際見本市会場）へ見学に行きました。以下の写真は、アルバムに貼られた当時のプリントを、デジカメで撮影したものです。画質に関してはお目こぼし願います。プリントを撮影しているため、ところどころで写真の右端に MAR 71 と見てとれますが、１９７１年３月にプリントしたものであることがわかります。
写真の新聞は、昭和４５年（１９７０年）１１月１８日付けの夕刊フジです。これは広告ではなく、記事のようです。クラシックカーの展示会が、新聞紙面にこれだけ大きく記事として掲載されるとは、当時の人気の程が伺えます。展示会開催の４ケ月前の新聞に載るのですから、時代を感じます。
1931 BUGATTI Coupe De Ville Type 41 Royale
８気筒 12760cc 300HPS Max. 201.2km/h とあります。貴婦人と呼びたいくらいの、美しいプロポーションです。
バン・ジャケット社長の石津謙介さんや、俳優の石原裕次郎さんがメッセージを寄せています。裕次郎さんはこの時すでに、メルセデスベンツ３００ＳＬを所有していると書かれています。凄いですね。
当時の中尊寺貫主で参議院議員の、今 東光氏も寄稿しています。
内容は凄く良いことを書かれていますね。さすがは貫主です。
「古い物を大切にする心が欠けている」「人間の心をよびもどせ！」
ハーラーズ・オートモービル・コレクションの創始者、ウイリアム・ハーラー氏からのメッセージです。
ここから下は、絵ハガキだと思います。
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