Cooper Formula Car – SHCC + ACJ joint meeting at Oiso Longbeach Part 4
2022年10月30日に大磯ロングビーチにて開催された、 SHCC (Shonan Historic Car Club, 湘南ヒストリックカークラブ) と ACJ (Automobile Club Japan, オートモービルクラブジャパン) との ジョイントミーティングの模様をお送りしています。
Part 4 からは、普段見るチャンスがないレーシングカーをピックアップします。
Car No. R 11-12 Cooper-Cosworth Ford T76 Formula 3 1965 Year Model
車名や年式は、エントリーリストの通りです。
このマシンは、英国の Cooper Car Company が 1965 年に製造したものですが、この会社の創業者は、ミニで有名な John Cooper の父親です。Cooper 製レーシングカーは、大変多くの著名ドライバーがステアリングを握っていますし、これまた多くの著名メカニックも携わっています。 例を挙げると、スターリング・モス、ピーター・コリンズ、ジャック・ブラバム、ブルース・マクラーレン、ジョン・サーティス、ケン・ティレル、ロン・デニスなどなどです。後にマクラーレンやティレル、ブラバムなどのチームが誕生したのも、クーパーあっての展開なのです。
Cooper は早い時期からミッドシップ・レイアウトのマシンを製作し、成功を収めてきました。Cooper 500 という F3 マシンでは、1958 年に全18レースで優勝し、12レースで表彰台を独占するという快挙を成し遂げ、正に敵なしのマシンを造り上げたメーカーです。
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