連接バスという解決策
これは2016年6月のヨーロッパ出張の時のお話です。
ヨーロッパの街では、連接バスという2重連のバスをよく目にします。
ここはスイスのルツェルンですが、こんな感じで街中を普通に走り廻っています。
ところが今回驚いたのはこちらの車輛です。
まさかと思いましたが、3重連のトロリーバスです!!!
つまりは電気自動車で、3重連ですから輸送効率も大幅アップ!!
集電装置と架線が必要ですから、自ずと走行車線や運航範囲は限定されてきますが、新たにトラムを導入するより初期投資を安価に抑えることができるのでしょう。
しかもこれで電気自動車のノウハウを積み上げられる訳ですから(勿論高圧電源使用とバッテリー使用では構造や制御はまったく違うでしょうけど)。
今回の旅で一番気になった乗り物です。 乗車するチャンスがなかったのが惜しまれます。
路面に軌道がありません。
昔は東京でもトロリーバスが銀座や渋谷、青山など主要な都心部を走っていたのですがねえ (歳がバレバレ爆)
デザインも斬新で、「今」の公共交通機関として成り立っているようです。ひとことで言って、カッコイイんです。
日本も東京オリンピックに向けて、こういう重連バスの導入を検討してはいかがでしょうか。こういうある意味特殊なクルマが街中を走ることで、子供でも内輪差や連結というものに対して理解が進むと思うのですが。
環境面への負担やドライバー不足といった目先の問題だけでなく、交通教育というソフト面に於いても良きセンセイになるはずです。
今のうちに牽引2種と大型2種免許取ろうかなあ。
どうですか東京都さん!!
こんなバスを東京タワーやスカイツリー周辺で走らせてみませんか。
成田空港と都心のホテルを結ぶのに、クリーンディーゼルの2重連バスが使えますね。 トロリーバスはインフラ整備が必要ですけど、2重連バスならお役所のハンコひとつで実現できると思うのですが。
皇居周辺とかも似合いそうですね。
でもこの3重連のトロリーバスは、絶対に自力でバックできないでしょうね。後方からウインチで引っ張れば直線バック程度なら可能かもしれませんが。
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