傾斜地に停めたらどうなるの?

地面が舗装されていても、停泊場所が必ずしも水平とは限りません。
ましてや草原や土であれば、止めただけで水平になることは滅多にありません。 そんな状態から居心地、寝心地を良くするために水平出しを行います。

先ず、左右の水平出しから。
下の写真は、連結状態でバックして、片輪の下に置いたレベラーという踏み台の上にタイヤを載せて、左右のバランス出しをしています。レベラーから落ちないように前側に車止めをセットしてから、ハンドブレーキを引いて連結を解除します。連結解除の時に、タイヤが動き出さないように、反対側にも車止めを使用することをお薦めします。

レベラー 踏み台 水平出し by Disco-4@東京©
レベラー 踏み台 水平出し by Disco-4@東京©

左右のバランスが取れて連結を解除したら、今度は前後の水平出しです。今度はフロントのジョッキーホイールを使って、フロントを上下することで水平出しします。
下の写真でハンドブレーキの奥に見える、頭が黒いハンドルを廻すことで、前輪が上下します。

レベラー 踏み台 水平出し by Disco-4@東京©

下の写真はエントランス部分に置いた水準器です。
右手がフロント方向、上が左側を示しています。左右のバランスは完璧ですが、若干フロントが上がっていますね。

レベラー 踏み台 水平出し by Disco-4@東京©

水平出しが完了してから4脚(コーナーステディー)を出すのですが、この時4脚で水平出しをしないでください。4脚は木製の床に取り付けられていて、フレームには付いていません。故に、必要以上に脚を突っ張ると、床にダメージが及ぶ可能性があります。
トレーラーのフレームは基本的に三角形をしていて、その上に四角い木でできた箱が載っているとお考えください。

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