La Festa Primavera 2022 の Part 3 は、
Car No. 3 Ford Model T 1923 Year Model です。
車名と年式は、エントリーリストの通りで、この日参加した車輛の中では最古参の車輛です。Ｔ型フォードは、ベルトコンベアを利用した、流れ作業によりアッセンブリーされた、世界初の量産型乗用車として有名です。1908年～1927年までの間に、基本的なモデルチェンジなしで生産が継続され、総生産台数は 1500 万台を超えています。戦前の自動車の生産台数としては正に画期的な数字です。唯一この数字を上回るのは、1941年～2003年までの間に販売されたフォルクスワーゲン・ビートル タイプ１が記録した、2100万台とのことです。注目すべき点は、VW ビートルの大半は戦後に生産されているところで、Ｔ型フォードの時とは時代背景が大きく異なることです。Ｔ型フォード、恐るべしですね。今回の参加車輛は今年白寿、来年には百寿（100歳）の誕生日を迎える、とっても元気なおばあちゃんです。参加全車輛のみならず、関係者全員よりも長寿で、カクシャクとしたレディーです。
大衆車なのに、この立派なマスコット。凄いですね。
「翼の折れたエンジェル」は歌の題名で、こちらは「翼を立てたエンジェル」ですね。
お肌もツルピカって感じです。とても白寿とは思えません。
FORD のロゴ入りトランクケース。これこそ The Trunk ですね。
カラーコーディネートもバッチリです。
車輛が止まる位置によって、前方のレッドカーペットに表示されるロゴやマークが変わるところは、憎い演出ですね。
スタートです。行ってらっしゃい。
本イベントは公式公開競技で、メディアの取材もたくさん来ていることから、お顔やナンバープレートなどに加工はしておりません。もし問題がある場合は、ご連絡頂ければ対処致します。
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