大型車の後ろを走っていると、トラックなのか、トレーラーなのか、判断できないことがあるかと思います。 特に大型トラックや、キャンピングトレーラーなど、リアのオーバーハングが長い車両は、左折の時に、お尻が外側に膨らみますので、後続車は注意が必要です。 その時は、この部分で区別ができます。
先ずこれは、ドイツ製のキャンピングトレーラー Hobby の後ろ姿です。ポイントは三角形(△)の反射板です。国際規格でトレーラーは三角形(△)の反射板を付けることになっており、トレーラーと分類される車両には、すべて三角形(△)の反射板が付けられています。 40 フィートの海上コンテナや、建設機械を積んだトレーラーも同様です。但し米国は規格が違うようで、米国製キャンピングトレーラーは、日本に輸入されてから後付で三角形(△)の反射板が付いています。
三角形(△)の部分を拡大すると、ちゃんと周囲がデザインされていて、これ以外の形のレンズが装着できないようになっています。
こちらは、オランダ・KIPのトレーラーです。こちらも三角形(△)が奇麗にデザインされています。 オランダ人の多くは、夏のバカンスシーズンになると、キャラバンを牽いて、イタリアやスペイン、ポルトガルなど、暖かくて物価の安い場所へ移動するそうです。 そのため、長距離移動に最適な空気抵抗の少ないデザインを取りいれています。
これがKIPです。 空気抵抗を減らすために、屋根はポップアップになっています。Range Rover Evoque なんかで牽くとカッコイイでしょうね。
こちらは、我が家の Adria Adora 542UL です。
両サイド下に丸い形の赤いレンズがデザインされているのですが、実際に反射する部分は三角形になっています。
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