2021年11月14日に、THE銀座RUN Ethical-Meeting 2021 という、クラシックカーのイベントが東京のどまん中、銀座を中心に開催されました。
Part 25 は、イタリアのスーパーカーメーカーが世に送り出したグランツーリスモ、Lamborghini 400 GT 2+2 です。1966 – 1968 年の間に 224 台のみ生産された、貴重なクルマです。搭載されるエンジンは、1964 年に発売された Lamborghini のファーストモデル 350GT 用をボアアップした V 型 12 気筒 4000cc で、320hp を発揮します。ボディーはカロッツェリア・トゥーリング (Carrozzeria Touring) により、特許工法 スーパーレッジェーラ (Superleggera) を用いて製造されました。この工法の名前は、Aston Martin DBS Superleggera として、車名にも使われています。
Lamborghini はもともとは農業用トラクターのメーカーでしたが、後にスーパーカーメーカーの製造にも乗り出しました。現在でも農業用トラクターを製造しています。この成り立ちは、ドイツのキャンピングトレーラーメーカー、 フェント (Fendt) とまったく同じです。
テールのデザイン、特にリアウインドウからトランクフードにかけてが、60 年代に誕生した初代クライスラー・プリムス・バラクーダに、雰囲気が似ているように思います。大昔、叔父が初代バラクーダを所有していたので、どこかで見たことがあるラインだなあと思った次第です。
V12-4000 から延びる４本のエクゾーストパイプ。音量は控えめで、深夜早朝の住宅街でも走れると感じました。上品な GT です。
バランスの取れた、個性的デザインだと思います。
オーガナイザー様より写真の修正は不要とのご了解を頂いておりますため、ナンバープレートやお顔はそのままとさせて頂きました。もし不都合のある方がいらっしゃれば、修正対応させて頂きます。
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