第30回コッパデ小海に参加した Car No. 10 は、SIATA 750MM 1950 年型です。前回取り上げた Car No. 9 の SIATA Amica と同年型ですが、デザインはまったく異なります。 SIATA 750MM の車名も、Coppa di Koumi のエントリーリストを参照していますが、La Festa Mille Miglia 2006 のエントリーリストには、SIATA SPORT CORSA と書かれているので、恐らくはこちらが正式名称なのだと思います。タイトルの車名の MM は、もしかしたら Mille Miglia からきているのかもしれませんね。
自分が大好きなクルマのひとつで、この左右非対称なアンシンメトリーのデザインに心を奪われました。
ボディーラインが美しいですね。
お顔はどことなく No. 9 の SIATA Amica に似ていますね。
シート背後に誇らしく貼られたプレートは、イタリアの ASI (Automotoclub Storico Italiano = イタリア ヒストリック カー&バイク クラブ)という団体が発行したもので、ヒストリックカーの認定を受けた車輛であることを意味します。ここに SIATA SC とあることからも、やはり正式名称は Sport Corsa なのだと思います。この認定を受けるには「オリジナルの状態であるか」「走行可能な状態であるか」などなど、ベテランメカニックや自動車クラブの役員などが厳しくチェックするのだそうです。この認定のメリットは、ヒストリックカー優遇税制の適用と、何よりお墨付きを頂くことで箔が付くことです。その代わり、イベント参加などへの往復の移動やパレードなど、走行条件が付けられます。 日常の足にはエアコン付きの快適なクルマを使用すればよい訳で、この優遇税制適用のメリットは大きいと思います。クルマ文化を大事にするお国柄を表していますね。それに比べて日本では古くなると増税ですが。この違いはいったい。。。。。。
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