初代同様、２代目カングーでも海辺に出かけて、記念撮影しました。
初代と比べると、外観上はお顔の違いが一番大きな変更点です。
黒の樹脂バンパーが部分的にカラードになり、ヘッドライトとウインカーの形状が変わったため、キリッとした顔付きになりました。
比較のために、初代の写真を貼ってみました。個人的には初代の顔付きの方がファニーフェイスで好きですが、それ以外の部分、特に動力性能は２代目の方が上回っているので、トータルな使い勝手は２代目の方が上手です。それ故に２代目には１１年半も乗っています。
サイドビューもお顔とバンパー以外では、燃料タンクのキャップとサイドミラーの色がボディーと同色になり、ホイールキャップのデザインが変わった程度の違いです。ルーフレールは後付です。
シンプルで飽きが来ないデザインです。
ハイトワゴンは、コマーシャルカーとしては昔からありましたが、ファミリーカーとしてのジャンルを、ルノーのカングーが構築した功績は大きいと思います。カングーの成功に続けと、プジョーやシトロエン、フィアット、VW やメルセデスまで、このジャンルの車種を出してきましたから。特にメルセデスのシタン (Citan) は、現行型デカングーの OEM ですから、ルノーもたいしたものだと思います。
キャンプや旅行だけでなく、釣を含むマリンスポーツのシーンでも似合いそうですね。
最後にカングーのカーゴルームについて触れます。小カングーは全長 4m 全幅 1.67m とコンパクトなボディーサイズですが、５人乗車の状態で下の写真のように車イスを積載することができます。この車イスは標準的なサイズの折り畳み式ですが、縦方向に積載できます。これなら５人＋１泊旅行の荷物を積むのはたやすいことですね。因みにリアシェルフを付けた状態で、７日間の海外旅行用大型ハードタイプスーツケース４ケを積載できます。同様に小カングー用のタイヤ４本も、リアシェルフをしたまま積載可能です。外から荷物が見えないので、安全・安心です。荷室の床面も低いので、重量物を載せるのもラクです。このあたりは、ベースが商用車ならではの芸当でしょうね。
使い勝手のいいクルマです。
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