DS 7 Crossback に試乗してきました

シトロエンのプレミアムブランドである DS の、DS 7 Crossback に試乗してきました。今回お邪魔したのは、南青山にある DS Store Tokyo さんです。
DS 7 Crossback と言えば、フランスのマクロン大統領の専用車にもなっている高級車です。

DS 7 Crossback by Disco-4@東京©


ショールームにはルーフボックス付きのクルマが展示されていました。
フランス大統領の専用車というイメージとはちょっと異なりますが、本来の DS7 Crossback の使い方としてはこちらの方が正しいように思います。

DS 7 Crossback by Disco-4@東京©


インテリアもさすがに上質でした。

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リアゲートをオープンしたところです。
積載能力自体はそれほど高くないように見えました。

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このボディーからはブルーアンクルと呼ばれるものですが、光線状況によってはパープルに見えたり、深いブルーに見えたり、ブラックに見えたりと、なかなか複雑な色合いを発するカラーです。この色はマクロン大統領の専用車にも採用されているカラーです。

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これはダッシュボードセンター上縁に位置する収納部です。

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エンジンを始動すると、クルッと縦方向に回転してアナログ式時計が現れる仕掛けになっています。デジタル全盛の中で、アナログ時計が装備されているのは嬉しいのですが、文字盤の表示が普通と違うので若干戸惑いを感じます。きっと慣れの問題なのでしょうね。

DS 7 Crossback by Disco-4@東京©


表示(デザイン)の違いは、正面のメーターパネル内にもあります。
スピードやタコメーター、燃料、水温の各メーターが、斜めに上昇していくアナログ表示になっています。

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フロント両サイドに付いたエアコンのアウトレットです。
細かいところも抜かりなくデザインされている印象を受けました。

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センターコンソールです。シフトレバー両サイドに並ぶスイッチは、パワーウインドウやドアロックなどのスイッチです。このクルマもシフトレバーのポジションは R-N-D しかなく、P はグリップ上面のボタンを押すタイプでした。

DS 7 Crossback by Disco-4@東京©
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こちらが本日の試乗車です。
ブランナクレと呼ばれるホワイトです。車体全長が 4590mm なので、サイドビューでは大きなクルマには見えません。ただし全幅は 1895mm もあります。大統領専用車としては小振りなクルマだと思います。

DS 7 Crossback by Disco-4@東京©
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ハザードが点灯した瞬間です。

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このクルマは4気筒 2000cc のターボディーゼルエンジン+8 速 AT を搭載しています。さすがに今時のディーゼルエンジン、それも高級車だけあって、振動も音もよく抑えられていました。4気筒のディーゼルと聞いただけでも振動を予想してしまうのですが、時代の変化って早くて凄いですね。これなら高級車のパワーユニットとして充分に通用すると思いました。一言で言うと快適そのものです。
ヨーロッパの各メーカーがいかに CO2 削減に必死になっているかが覗い知れると共に、乗るたびに技術の進歩を感じます。

DS 7 Crossback by Disco-4@東京©


昔は DS と言えばハイドロニューマチックサスペンションで、フワリフワリの乗り心地をイメージしていましたが、今の DS は金属サスになっています。しかしこのクルマのサスは電子制御サスペンションになっていて、ダンパーの減衰力を自動調整するようになっていて、スポーツモードとコンフォートモードが選択できるようになっています。街中でスポーツモードにすると硬すぎる印象でしたが、高速に入ると印象が変わるのかもしれません。街中ではコンフォートが実によい印象で、我が Discovery-4 のエアサスと比較しても、かなり快適で不快なショックとは無縁でした。
金属サスも進歩したなあと感じた1日でした。

DS 7 Crossback by Disco-4@東京©
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ヘッドライトのところがパープルに見えるのは、光の加減のせいです。

DS 7 Crossback by Disco-4@東京©
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サンルーフも装備されていますが、プジョー・リフターやシトロエン・ベルランゴの広大なパノラミックルーフを見た後だと、失礼ながら平凡なサイズに見えてしまいます。ただしこちらはグラスルーフがアウタースライド式になっています。

DS 7 Crossback by Disco-4@東京©


ショールームに戻って見積もりを見せて頂きました。必要最小限のオプションを選んだつもりだったのですが、総額は Discovery-5 といい勝負という結果になりました。
方やフランス大統領の専用車、方や英国王室御用達、どちらを選んでも間違いはないと思います。
今の自分の生活環境を考えた上で、個人的には価格差がないのであれば、キャラバン(キャンピングトレーラー)の牽引を考えて、フルタイム4駆でエアサスによる車高調整がある Discovery-5 を選択することになりますが、牽引を前提としないのであれば、DS 7 Crossback は有力候補になるクルマです。

DS 7 Crossback by Disco-4@東京©
DS 7 Crossback by Disco-4@東京©
DS 7 Crossback by Disco-4@東京©
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リアシートの住人にも、左右別々に温度設定ができるエアコンが装備されています。

DS 7 Crossback by Disco-4@東京©


個人的には DS と聞くと、どうしてもこちらを思い浮かべてしまうのですが。

DS 7 Crossback by Disco-4@東京©
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自分にとっての The DS です。

DS 7 Crossback by Disco-4@東京©












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