我が家の次期キャンピングトレーラーの最有力候補です。
ADRIA Adora
南ヨーロッパのイタリア半島の右側、アドリア海に面する国のひとつ、スロベニア製のキャンピングトレーラーです。日本ではキャンピングトレーラーと言いますが、本来はキャラバンと呼ばれます。幌馬車隊のイメージですね。元々、キャラバン(キャンピングトレーラー)は幌馬車の現代版ですから、キャラバンが妥当な呼び方だと思います。
この内装を見た時に、やられました。素敵過ぎます。
140Lもの容量がある、冷凍冷蔵庫です。トレーラーの冷蔵庫は家庭用と違い、AC100V、DC12V、LPガスの3種類の燃料で作動します。
これはアンモニアの気化熱を利用して冷やす構造となっているためで、アンモニアを温めればいいのです。だからLPガスでも冷蔵庫内のバーナーに着火して冷やすことができるのです。
この方式だと、モーターやコンプレッサーといった駆動系が不要なため、振動に強いのです。家庭用冷蔵庫を購入した際、「設置後1時間は電源を入れないでください」と言われた経験はありませんか。
トレーラーにはこの注意は当てはまりません。DC12V で走行中でも稼働できます。但し電圧が低いため、冷やすというよりも、温度上昇を極力防ぐ程度とお考えください。冷やすのは AC100V か LPガスです。
この方式のもうひとつのメリットは、騒音がしないということです。
このため、高級ホテルや病院といった、静音を求められる場所へ設置されるケースが増えてきています。
フロントの大きなウインドウからの採光がいいですね。夏場はスクリーンで遮光して温度上昇を抑え、冬場は車内を温めてくれます。
夜の星空を室内から見るのもロマンチックですね。
3口のLPガスバーナーが標準装備です。シンクの上に付属の台を置けば、クッキングの際の作業スペースが広がります。蛇口は混合栓で、お湯も出るようになっています。
シルバーの大きな冷却器が見えますね。なかなか冷えそうです。
モデルにもよりますが、トイレにはシャワーもついていますし、
独立したシャワールームを持つものもあります。基本的にヨーロッパ人はお風呂に入らず、シャワーで済ませますから。これは文化の違いです。日本では立ち寄り湯が全国にありますから、我が家ではシャワーは使用したことがありません。理由は、使った後によく拭かないと、カビが発生するからと、温泉大好き家族だからです。
我が家にとって、ADORA の最大の魅力のひとつがコレです。
ALDE というヒーティングシステムが標準装備なのです。
このシステムはLPガスでオイル(ラジエターの不凍液)を加熱して、トレーラーの壁面床上にパイプで循環させ、放熱板から熱を出すことで、室内全体が暖まるというものです。簡単に言うと、トレーラーの壁面下部にビヨーンと伸ばされたデロンギのオイルヒーターが付いているようなものです。このため、温風は出ませんが、室内全体を自然対流で優しく暖めます。我が家が現在所有する10年選手のホビーにも付いているのですが、現行タイプでも未だにオプション扱いです。
因みにこのALDEのボイラーを使って、お湯をつくることもできますので、キッチンのシンクやシャワーが、電源のないところでも使えます。
下の写真の中央に見えるアルミのフィンが、ALDEヒーターのヒートシンクです。ここで温められた空気が室内を自然循環します。
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