昨年開催された代官山でのトークショーで 90 の展示モデルは見ましたが、今回は 110 の販売モデルを見ることができました。しかも代官山では見ることが適わなかったインテリアもバッチリと見ることができました。ご協力くださいました Disco-4 乗りで FB 友達のKさん、並びに Jaguar Land Rover 浦和南店さんにお礼申し上げます。
今回製品版の各部が見れたことで、昨年代官山で見たクルマと異なる部分がいくつかあることが判明しました。下記ブログにある 90 の写真と比較して見て頂くと解り易いかと思います。
https://www.trailerdego.com/?p=7529
今回は量産型のエンジンやインテリアなど、前回見ることができなかった部分も撮影していますので、最後までお付き合い頂けると幸いです。
先ずは外観をぐるっとひとまわり。
リアゲートは片開き式です。右ヒンジは右ハンドル車である証ですね。
展示車には、右サイドにパニアケース(サイドボックス)が装着されていました。110 のフロントドアは 90 のものとは別物のようです。ドアの全長が短くて、プレスラインが異なります。
代官山で 90 を見た時、この部分にパニアケースが装着されるのだと思っていたのですが、ここは C ピラーを隠すための装飾だったようです。
パニアケースがない面はスッキリしています。
ディフェンダーのアイコンである、荷室の「天窓」は健在です。
ルーフ後端にシャークフィンが装備され、バックカメラが組み込まれています。
カーゴルームにあるサードシートを右側だけ起こしてみました。
バックドア内側にはポケットがあります。
リアのエグゾースト部分です。代官山で見た 90 は、ボディーから真下に向かってエグゾーストパイプが出るようにデザインされていましたが、実車では普通にマフラーの両端から2本がやや下向きに突き出しています。今回は残念ながら、トレーラー牽引用のヒッチメンバーを取り付ける位置などは確認できませんでした。もしかすると、ナンバープレート取付部の裏あたりに何か隠れているのかもしれません。
リアのエアサス部分です。110 は4輪エアサスとなっています。
フロントから覗いた下廻りです。各部アンダーガードが装着されているようです。
こちらはフロントの足回り部分です。
フロントのエアサスです。
ヘッドライトをオンにした状態です。
ルーフバーです。
新型ディフェンダーの心臓部です。
日本仕様は、直列4気筒 DOHC ターボチャージド ガソリンエンジンで、300ps/5500rpm, 400Nm/1500-4000rpm
というスペックを発揮します。
このエンジンで、ボディーサイズ
L=5018mm (含むスペアタイア)
W=2008mm (ドアミラー格納時)
H=1967mm (ルーフアンテナ装着時)
車重=2243kg (7シーターモデル)
のクルマを引っ張る訳です。
これだけ大きなクルマなのに、自動車税はカローラと大差ないのです。これはちょっとした驚きですよね。
因みに最小回転直径は 12m となっています (半径のスペックは発表されていません)。
110 モデルの場合、本来であればホイールベースは 110インチ=2794mm となるハズですが、新型では 3022mm へと伸ばされています。新型でも小回りは苦手なようです。
2020/07/18追記 :
上記数値はヨーロッパ仕様とのことです。
ディーラーより指摘があったため追記しました。
パニアケースはルーフレールに引っ掛けるように装着されます。
カバーは上ヒンジでこのように開きます。
正直、思っていたよりも奥行が限られています。
パニアケースの下側はこのようにボディーに固定されます。
ドライバーズシートです。この展示車はスタンダードの7シーター仕様で、シート生地はファブリックでした。ダッシュボードにも小物入れが充実しています。
センターコンソールも実用性重視であることが窺えます。
遂にディフェンダーも8速 AT 搭載となりました。シフトレバーは、基本的に前進か後退かというポジションで、Pは押しボタンになっています。さすがにポップアップする回転ダイアルではないですね。
エアコンも左右独立してコントロールできるなど、今までのディフェンダーとは、まったくの別世界です。
ルームミラーも進化しました。ルーフ後部にあるシャークフィンに埋め込まれたカメラが捉えた映像を、液晶モニターに写し出すタイプです。我が家のクルマのように、ラゲージルームに荷物満載状態でも後方視界が確保できるようになりました。うちの Disco-4 にも欲しい装備です。
ルームミラーの角度を切り替えると、通常のミラータイプとなります。カメラとは見える範囲が異なるので、状況に合わせて切り替えて使用することになるのでしょうね。
リアシートのサイズも普通に使えるもので、足元も広々としています。中央に置いてあるのは、シートバックパックという専用のキャリングケースです。普段はシートに固定して、歩くときは背負って運べる便利なケースです。リアにもエアコンの吹き出し口があります。
カーゴルーム上部の「天窓」を室内から見たところです。
スペアタイヤのカバーは、グレーの部分のみ樹脂製で、黒い部分は塩ビ製のようです。
サイドステップは必需品だと思いました。車高を上げると 90cm の水深まで走行可能です。
5シーターモードです。
6シーターモードです。
7シーターモードです。こうなると、カーゴスペースはミニマムとなります。パニアケースはこんな時に役立ちそうですね。
リアのオーバーハングが短いですね。
パニアケースはフェンダーよりも張り出さないようです。
ボディーラインはキレイだと思います。
デザインに関しては、昨年デザイナー氏のトークショーに参加しました。その時の模様はこちらをどうぞ。
https://www.trailerdego.com/?p=7582
いいものを見せてもらいました。可能であれば試乗してみたいですね。
今回ご協力頂いた ランドローバー浦和南店さんの連絡先とHPはこちらです。尚、この展示車は本日のみの展示ということで、今週末(7/18-19)は、六本木ヒルズの大屋根プラザで展示されるそうです。
ランドローバー浦和南
https://retailers.landrover.co.jp/urawa-minami
TEL : 048-762-8299
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たくさんの写真ありがとうございます。六本木行きたいですけど。うーむ。
やはりボディの造形は良いですね。なかなか好きなデザインです。
後方視界は案の定ですね。カメラ必須ですね。私もルームミラーをカメラ化しようか迷っています。
パニアケースはラダーのオプションが一番実用的な気もします。なんとなく砂漠を行くラクダのように、両側に付けたくなります。(笑)
最小回転直径!的にうちも無理そうです。
ありがとうございました。
たぬ~ですさん、
新型ディフェンダー、いいですよ。今度は試乗記を書いてみたいですwww
お疲れ様でした。
とても楽しかったです