2020年型ルノー・カングーで高速走行

小カングーの車検期間中、代車で借りている最新型デカングーで高速を走ってきました。いやあ、一言で言うと快適そのものです。
1.2L + Turbo + 6AT の FWD とスペックとしては大したことないのですが、この図体から想像される走りより遥かに快適でした。先ず乗り心地がやはり小カングーよりソフトで、段差を越えたときの当たりが柔らかいのです。高速に入ってもダンピングの効いたいい感じです。ベースがメガーヌ2なのですが、我が家にあったメガーヌ2の 5ドアセダンより乗り心地がソフトで角が取れたように感じます。また当然ですが、小カングーと比較すると圧倒的に静かです。試しに MT モードにして走ってみると 5速 1000 rpm で 50km/h も出て、この状態で環七、環八あたりの陸橋を通過し、尚且つそこからゆっくりとですが加速できるだけの低回転での粘りがあります。さすがターボによる過給は伊達ではないですね。6 速に入るのは 65km/h くらいからで、高速で 100km/h 出しても 2000rpm 以下でゆるゆると廻っているに過ぎません。小カングーから比べたら 1500rpm くらい回転が落ちていますから、燃費もよくなる訳ですね。室内の騒音面でも圧倒的に有利です。高速に入っても風切り音などの騒音はよく抑えられていると思います。今回は天気がよかったため、雨の日の床下からの音の侵入は確認できていませんが、乾燥路でのタイヤノイズはかなり低く抑えられていました。
                 

Renault Kangoo 2020 year model 1.2L+Turbo+6AT by Disco-4@東京©

高速で流れに乗って追い越し車線をキープするのは、平和なクルージングそのものです。そこから加速も勿論できますが、絶対的な速度は限られていますし、最近は取り締まりも厳しくなっていますので、普通に流れに乗るのがイチバン安全で精神的にもリラックスしていられます。
直進性も申し分なく、さすがはフランス車と言いたくなります。
本当に低級ノイズが減ったなあという印象で、小カングーとの大きな格差を感じます。ルノーのシートは昔からよく出来ていると評価が高いのですが、このクルマのシートも安楽です。小カングーより大振りなシートは腰痛とは無縁でドライブを楽しむことができます。これは腰痛持ちにとっては大変ありがたいことです。腰痛が原因でクルマを手放す人もいるくらいですから。
              

Renault Kangoo 2020 year model 1.2L+Turbo+6AT by Disco-4@東京©


このデカングーが日本市場に登場したのは2009年秋ですから、早いものでもうすぐ11年が経過します。通常これくらいの年数が経過すれば古臭い部分がかなり見えてくるかと思いますが、自分はこの2020年型カングーを古臭いとは感じません。普段小カングーに乗っているからそのように感じる部分もあるのでしょうが、Discovery-4 と比較しても内装の高級感とか室内の雰囲気を別にすればかなり頑張っていると思います。ヨーロッパ車は基本的にモデルサイクルが長めですが、このクルマは近年ではかなり長く生産されている部類です。ヨーロッパでは競合他車が出て来ているので、そろそろモデルチェンジを迎える頃だとは思いますが、デザインやボディーサイズは大きく変えないで欲しいと願っています。「実用的なファミリーカーってこれで充分だよなあ」と思わせる説得力があるクルマです。因みにパワーに余力はないので、峠道をガンガン攻めるタイプのクルマではありませんが、高速道路の進入路などのコーナーではかなりの踏ん張りを見せますし、峠道でも下りならパワーを気にせずにハイペースを保てるだけの足回りを持っています。ただし、エンジンが小排気量なため、エンジンブレーキは期待した程には効きません。街中で 1 速にまで落としても、充分な減速は得られませんでした。絶対的な排気量と車重が影響しているのでしょうね。
                 

Renault Kangoo 2020 year model 1.2L+Turbo+6AT by Disco-4@東京©

         
家族でキャンプや旅行に行くには、最適な一台だと今でも思っています。このクラスで、リアドアがスライドドアで、リアゲートが観音開きのスタイルとなっているのは、国産車では皆無です。リアがスライドドアというとワンボックスでは当たり前ですが、軽自動車を除く小型・普通車でスライドドアを持つモデルは、日本車では概ね各メーカー1車種しかありませんし、テールゲートはすべて跳ね上げ式です。圧倒的な積載能力と適度なパワーをキュートなデザインでまとめ上げ、それをしっかりと受け止める快適な足回りを備えていることが、現行型デカングーの最大の強みなのではないかと思います。
         

Renault Kangoo 2020 year model 1.2L+Turbo+6AT by Disco-4@東京©
Renault Kangoo 2020 year model 1.2L+Turbo+6AT by Disco-4@東京©
Renault Kangoo 2020 year model 1.2L+Turbo+6AT by Disco-4@東京©
Renault Kangoo 2020 year model 1.2L+Turbo+6AT by Disco-4@東京©
Renault Kangoo 2020 year model 1.2L+Turbo+6AT by Disco-4@東京©
Renault Kangoo 2020 year model 1.2L+Turbo+6AT by Disco-4@東京©


一応我が家のガレージにも収まることは確認できているのですが、自分が車庫入れすれば入るのですが、家族が出来るかというと疑問が残ります。ですが、小カングーからの乗り換え候補としては Twingo と同位にある存在です。                 
              

             
               
                 
             
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