今回一連の2013年年末年始のキャラバンブログをアップするに当たり、順番を間違えてしまいました。本来ならこの厳島神社が最初にアップすべき訪問先でした。厳島神社を訪問したのは、2012年の大晦日です。年末だったため、年度別に仕分けした写真のホルダーが分かれていたのを、単純に見過ごしてしまいました。
ユネスコによる世界文化遺産登録から、16年も経過してようやく訪問することができた日本三景のひとつ、安芸の宮島です。
海上に建つ大鳥居です。
宮島へは宮島口からフェリーで渡ります。乗船時間約10分で広島湾内（瀬戸内海）の穏やかな海を航行しますので、船に弱い我が家でも充分に船上から景色を楽しむことができました。この時は、広島電鉄宮島線に乗りたかったため、クルマは沿線の駅近くのＰに停めて乗車しました。この選択は正解だったようで、宮島へ渡るフェリー乗り場付近のＰは満車状態でした。
この大鳥居は海底深く埋められている訳ではなく、松でできた土台の部分に置かれているだけなのだそうです。屋根の直下にある箱状の部分に７トンもの玉石が積められていて、６本の巨大なクスノキで支える構造だそうです。総重量が約60トンもあるため自重だけで自立して、台風でも動かないのだそうです。先人の偉大な知恵が詰まっている建造物です。
国の重要文化財に指定されている五重塔です。1407年に建造されたと言われる、高さ27ｍの塔です。
社殿建立は平清盛の時代（1168年頃）まで遡るそうで、大変歴史ある由緒正しい神社で、全国に約500社あると言われる厳島神社の総本山なのだそうです。
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