昨日は、クルマ繋がりの腕時計をアップしましたが、今日はひとつのブランドが吸収合併によりダブルネームへと変更された例をご紹介します。
TAG Heuer という時計ブランドは、元々は Heuer というブランドの時計メーカーでした。Wikipedia によると;
1882年にクロノグラフで特許を取得し、懐中時計タイプのクロノグラフ時計の製造を開始しています。
1953年に日本で商標登録されています。
1969年に世界で初めて角型デザインの防水クロノグラフ Monaco (モナコ) や、これも世界初となる自動巻きのクロノグラフ Chronomatic (クロノマチック) を発表しています。
1971年にはスクーデリア・フェラーリF1チームの公式時計として採用されています。
同年には映画「栄光のルマン」で、 主演のスティーブ・マックイーンが 「Monaco」 を腕に付け、レーシングスーツには「HEUER」のブランドが入りました。またスイスのスキーチームもホイヤーのクロノグラフを採用しています。
1985年には、日本製クオーツ時計に押されて資金難に陥り、TAG の資金援助を受けるようになりました。この時からブランドが TAG Heuer となりました。
そして今回初めて知ったのですが、TAG はもはや経営権を所有していません。
1999年からは、何と LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)の傘下にあるのだそうです。それ故に日本の輸入総代理店が LVMH Japan になっています。こうなると、TAG はもう無くてもいいように個人的には思うのですが。。。。。。だから HEUER ブランドがオマージュとして時々復刻されるのでしょうか。
これは HEUER Camaro (ホイヤー・カマロ)で、父の遺品です。
まだ、TAG の名前が付く前の、手巻きの機械式クロノグラフです。
個人的には、TAG の文字が入っていない分、スッキリとした文字盤デザインが気に入っています。Camaro は1968年に登場したモデルのようです。
こちらも、オリジナル TAG 無し HEUER 2000です。
但しこれは、Quartz 時計で、200m防水を謳っています。
Heuer 2000 シリーズは1983年に登場していますが、1985年には TAG Heuer にブランドが変更になっていますから、この時計は1983-1985年の間に製造されたものと思われます。我が家に来てすでに35年以上経過しています。知人がその昔に分解掃除に出したら、TAG付きHEUER の文字盤に黙って換えられたと怒っていました。もう20年以上昔の話です。
この時計は、我が家にある唯一の TAG HEUER である Formula 1 Model 381.513 というリストウォッチです。
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