これは、またしても フォクトレンダー Voigtlander です。
ヴィテッサ T (Vitessa T) という西ドイツ製のカメラで、1950~60年代に製造されたものです。
フォクトレンダーは一風変わったデザインのカメラ、つまり独創的なアイデアでモノを作るのが好きなようです。
このカメラの最大の特徴は、フィルムの巻き上げ及びシャッターのセット方法です。上に突き出たシャフトを押し下げることによって、フィルム巻き上げと、シャッターコッキングを同時に行います。そのため、巻き上げレバーと呼べるものがありません。 右肩には、セレン光電式露出計が組み込まれています。
因みに、コニカの IIIa 型は、レンズ鏡胴左脇のレバーを2回押し下げる方式を採用していますが、このアイデアはヴィテッサのこの方式からヒントを得て、よりコンパクトになるように改良しているのかもしれません。
独特なスタイルのカメラです。カメラボディーを極力薄くして、手に馴染むようにしているようです。そこにバックフォーカスの長いレンズを装着するため、ボディーの中央部だけ膨らませているように思います。現代のレンズ設計&加工技術であれば、バックフォーカスを短くして全般的に薄くできたのでしょうが、この時代はこれが精一杯だったのかなあと考えます。
レンズは、カラースコパー 50mm F2.8 です。
フィルムの巻き戻しは、カメラ底部にあるクランクを廻します。
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