前回のカメラ編で、Rolleiflex SL35 を取り上げましたが、今回は一眼レフではない35、つまりコンパクトカメラの Rollei 35 (ローライ35)を取り上げます。
このカメラは、発売当時 35mm コンパクトカメラとしては、世界最小を謳っていたカメラのひとつです。
当時の技術でここまで小型化するのは、至難の業だったのでしょう。巻き上げレバーが、何と左手にあります。サウスポー用にデザインされた訳ではありません。巻き上げ機構を組み込むスペースが、右側になかったためです。しかも巻き上げレバーの根元直下はファインダーです。ギアを介すなどして、ファインダーも避けなければならなかったのだと思います。
このカメラも沈胴式レンズを採用しています。いかに小さくすること、携帯性をよくすること、にこだわったかが伺い知れます。
このカメラもまた、Made by Rollei Singapore です。 しかし、レンズは西独シュナイダー (Schneider Kreuznach) 製の S-Xenar 3.5/40 です。F2.8 レンズ仕様だと、確かテッサーのはずですが、これは F3.5 版です。
訂正
2019-04-18 : F2.8 Lens はゾナー(Sonnar)で Rollei 35S に搭載され、F3.5 Lens はテッサー(Tessar)とクセナー(Xenar) の2種類が Rollei 35 に搭載されているようです。
ホットシューさえもボディー下面に押しやられています。小さなボディーに、できるだけの機能を詰め込むだけ詰め込んだという力作だとおもいます。 但し、このためなのかどうかは判りませんが、距離計の装備は無く、目測でピント合わせを行います。このため、開放F値は 3.5 と決して明るいレンズではありませんが、個人的にはこれで充分だと思います。
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