Leica M Series のトリを飾るのは、M4-P です。
このカメラは以前の Leica M3 などと違って、
Leitz と Leica の両ネームが刻印されています。
実はこのカメラは、ドイツ製ではありません。カナダ工場製なのです。
Leitz という会社は、Ernst-Leitz → Wild+Leitz → Leica Camera AG と、経営母体が変わる度に、社名が変わっています。
ライカブランドは有名でも、一眼レフの開発で出遅れたため経営は苦しかったようです。一時期はフランスのファッションブランドとして有名な、エルメス (HERMES) の資本も入っていました。
因みに、Wild+Leitz は、ウィルダンライツ と発音します。
(カタカナで書くと、ウィルド アンド ライツ なんですけど)
Wild (ワイルドではない) は、スイスの測量機器メーカーです。
もうひとつ、Leica とは Leitz の Camera という意味だそうです。
だから社名が Leitz で、商品名が Leica だったのですね。
余談ですが、この名前の由来とよく似たものに、ゼンザ・ブロニカがあります。よくドイツのメーカーかと間違われますが、これはれっきとした日本のメーカーです。創業者の名前が吉野善三郎氏であったことから、「ゼンザブロウのブローニーフィルムを使うカメラ」ということで、ゼンザ・ブロニカとなっています。自分の社会人スタートは、実はこの会社から始まっています。残念ながらこの会社もブランドも、今は残っていません。
上記 Wild+Leitz のフランス法人であった、Wild+Leitz France は、フランス国内でブロニカの代理店としても機能していたため、当時自分が輸出の窓口担当となっていました。
巻き戻しクランクが、左肩斜めに配置されたこの基本デザインは、M5 で一端底面に移動しましたが、M6 と M7 では肩位置に復活しています。因みに M5 から cds 露出計を内蔵した、TTL測光方式が採用されています。
こうして並べて見ると、やっぱり CL は小さいですね。
M3 や M4 に比べると、M5 のボディーは大きくなっています。
ボディーのホールド性が良く、ブライトフレームが大きくて、明るく、視野率が高いのが、M型ライカの特徴です。ピントが実に合わせやすいのです。
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