COVID-19 のせいで外出自粛が続いているため、新規のブログネタが枯渇してきました。そこで、気分転換にカメラネタをしばし続けたいと思います。
友人のブログに刺激され、先日カメラの防湿ケースを開けて、久々に銀塩カメラに触れてみました。今日は、このカメラです。
シリアルナンバーの部分のみ、画像を加工しています。
Leitz Minolta CL
当時西ドイツを本拠地としていた、エルンスト・ライツ社と、日本のミノルタカメラが共同開発した、ライカMシリーズマウントを採用する、レンズ交換式のレンジファインダー型カメラです。
本家のライカ M4 や M5 などと比べて、かなりコンパクトなのが特徴です。
Mマウントを採用しているお陰で、ライカMシリーズのレンズのほとんどすべてを装着することができます。写真は、このカメラに標準の M-Rokkor 40mm F2 付きです。しかもこのカメラはコンパクトな外観にも関わらず、 Leica M5 同様に露出計の cds 受光素子がシャッターの直前にあるため、撮影レンズを通った光を測光する TTL (Through The Lens) 方式の露出計を内蔵しています。これは当時の主力一眼レフ(フィルムカメラ)と同じ測光方式です。
自分はこのレンズ以外では、後継機種として発売された Minolta CLE 用の Rokkor 28mm 広角レンズと専用ファインダーを所有しています。CLE のボディーも欲しかったのですが、当時の懐具合ではムリでした。因みに、CLE の Leica 版はなく、ミノルタの専用モデルとなり、絞り優先AEが追加されました。
18歳くらいの頃に親に借金して、新橋のカメラ屋で中古を購入しました。
当時はうれしくて毎日のように持ち歩き、相当酷使した記憶がありますが、今見るとあまり目立ったキズがありません。きっと、今のデジカメよりは、大事に扱っていたのでしょう。何せ、人生初の Leitz と名の付く自分専用カメラですから。
この当時は、Pentax SPF に SMC Takumar 85mm F1.8 を付け、Leitz Minolta CL に 28mm を付けた、2台体制で撮影するのがメインのスタイルでした。
学生時代の最後に、オーストラリアのアデレイドで2週間ほどホームステイしたのですが、その時お伴したのがこの2台です。
今触っても、梨地の感触がしっくりきます。さすがは Leitz と名が付くカメラだけのことはあるなあという感じです。自分にとっては 40 年も所有してきた愛機であり、世間様での評価はどうあれ、個人的には名機だと思っています。
背面には、Licensed by Leitz Wetzler と刻印されています。
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