TOYOTA YARIS に乗ってきました

今回は、トヨタ モビリティ 東京 豊島店さんで、新型 YARIS に乗ってきました。試乗車はレンタカー登録された「わ」ナンバーのクルマで、1.0L エンジン + CVT の FF 仕様です。東京だけなのかもしれませんが、最近のトヨタは試乗車にレンタカーを使用し、場合によっては有料で貸し出しも行っているようです。勿論、今回のように店舗周辺のチョイ乗り試乗であれば、無料とのことでした。因みに今回の試乗車はまだ下ろしたてで、走行距離 500km 台のものでした。

今回の試乗も、販売店でよくある直線4本を左折4回で結んだ四角形のコースで、途中に陸橋の登り降りが1回ありました。セールスレディーが同乗しての極一般的なもので、試乗時間も15分程度であったことをお断りしておきます。

このクルマは、軽自動車を除いた新車試乗としては久々となる、5ナンバー登録のコンパクトカーです。外寸は全高を除くとほぼ我が家の小カングーと同じで、全長も 4m を切っています。ちょっと驚いたのは、1.0L エンジン + CVT + FF 仕様の場合、全グレードで車重が1トンを切るのです。1.5L エンジン搭載車でも、グレードによっては 1 トンを切っています。3気筒エンジンを採用したことも、軽量化に貢献しているのでしょう。
余談ですが、3 気筒 1.0L エンジンと聞くと、その昔一世を風靡したダイハツ・シャレードを思い出してしまいます。あの頃は3気筒のターボディーゼルエンジンもラインアップされていました。ダイハツもトヨタグループですものね。因みにシャレード (Charade) とは英語で、最近TV等で流行りの「謎解き」とか「ジェスチャーゲーム」を意味するそうです。

TOYOTA YARIS by Disco-4@東京©

エンジンをスタートさせると、アイドリング時には3気筒ならではの細かい振動を感じます。エンジンスペックには、バランサーシャフトという言葉が出てこないので、燃費に悪影響を及ぼす類いのものはとことん削り落としているのでしょう。この点では小カングーの4気筒 (1.6L) エンジンの方が振動は少ないと感じました。しかし一端走り出してしまうと、スムーズに回転が上昇しますし、信号で止まればアイドリングストップが働くので、事実上は無視できる範囲ということなのでしょう。

TOYOTA YARIS by Disco-4@東京©

我が家には20年近く前に、2代目ニッサン・マーチの 1.0L 4AT 仕様がありましたが、そのときは絶対的な低速トルクの不足と、踏んでも加速しないというジレンマに悩まされました。当時は家族を乗せて走ると、環七などの陸橋の登りでも速度を維持できなかったことを思い出します。
しかしこのクルマのエンジンは最新の仕様で、ミッションも CVT であることもあり、ごく普通に走れるように感じました。但し、加速しようとして踏み込むと、即座にシフトダウンするような(実際には CVT なので、ベルト位置が一気に移動する)感覚はありました。恐らくはエンジン回転が先に上がるため、音の変化でそう感じるのだと思われます。実際問題として CVT ですから、変速ショックなど不作法な振る舞いは見せません。

TOYOTA YARIS by Disco-4@東京©

やはり5ナンバーというサイズは、住宅街でもラクに運転できますね。車道を走る自転車を避ける際にも、車線に対して横方向の余裕があるので、さほど気を使わずに済みます。コーナーリングの体験ができなかったので、直線で左右に振ってみましたが、頭が軽いとか俊敏という感じではありませんでした。1.5L 版だと、もしかしたら味付けが変わるのかもしれません。

TOYOTA YARIS by Disco-4@東京©

シフトレバーは普通のタイプです。室内の質感は、さすがトヨタですね。リッターカーという感じがしません。

TOYOTA YARIS by Disco-4@東京©
TOYOTA YARIS by Disco-4@東京©

今回ご協力頂いた トヨタ モビリティ 東京 豊島店さん のHPは以下の通りです。

https://toyota.jp/store-detail/03601/tcom-10A_g-87/index.html




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“TOYOTA YARIS に乗ってきました” への3件の返信

  1. ヤリスGRって
    師匠はどう思うか近いうち聞きたいです。

    1. 小池先生、ヤリスGRの試乗車はないようです。残念です。

皆様からのコメントをお待ちしております。