このブログは2013年3月に、みんカラというクルマ関連のSNSにアップしたものをベースに、アレンジして書いています。
ヨーロッパヘ行く際のひとつの楽しみが、機窓から見える風景です。
冬季のシベリア上空 10,000 メートルから見た、地球の姿です。
このあたりを飛行する時間帯は、乗客のみなさんは深い眠りについています。そのため機内の窓はすべてシールドが降りていて、フットライトと最低限の照明が点灯している程度です。でも私はこの時間帯に目が輝くのです。夜行性なのでしょうか? 何故なら、ここでしか見ることができない雄大な景色が、機外に広がっているのですから。
アフリカ人女性として初のノーベル平和賞を受賞した、ワンガリ・マータイさんの言葉ではないですが、モッタイナイと思うのです。
写真はすべて Canon EOS Kiss X3 + Tamron 18-270mm F3.5-6.3 B008 で撮影しています。(今となっては、古いカメラですがご容赦ください。) このレンズ、出張するにはコンパクトでいいかなあと思って、今回の出張が決まってすぐに購入しました。
上の青い画面は、前席ヘッドレスト裏についている、個人用のモニター画面です。
現在飛行高度 10,363m 対地速度 890km 外気温度 -64℃ です。
天気が良いと、地表が手に取るようにきれいに見えます。
大蛇のように見えるのは、川です。かなりの川幅があるものと思いますが、すべて氷ついています。地上の気温は何度くらいなのでしょうか。
この時期は地表が白一色で単純化されているため、川の形がはっきりと見えます。
これもスキー場のゲレンデではなく、川の流れなのです。そもそも人が住んでいない地帯ですから。
北極海と陸地との境目です。氷が流氷になって、岸から離れて行くのでしょう。接岸ではなく、離岸ですから、北海道の流氷とは逆パターンだと思います。
それにしても空が蒼いです。ソ連の宇宙飛行士、ユーリイ・ガガーリンが言った「地球は蒼かった」を実感できました。蒼い空の下には白銀の世界が広がっていて、コントラストが美しかったです。
レンズの収差による影響も多少はありますが、地球はまるいんです。
壮大な宇宙の、玄関にも届かないところから見た地球です。それでもこれだけ見えます。
旅客機のコックピットからでも真下は見れません。だれか360度の景観が観察できる飛行機を造らないですかねえ。もしくは、高高度まで到達できるドローンとか。これでは軍事用になってしまいますね。
下の写真の白い雲状のものは、ジェットエンジンからの排気です。
自分がそもそもドローンに嵌ったきっかけは、このような航空写真(空撮)を自分で撮影したかったからです。ドローンは通常対地高度 150m までに制限されていますから、上空 10,000m から見た景色とは比べ物になりませんが、それでも自力で行けない高さから撮影できるのは魅力です。
これは7年前の写真ですが、今は地球温暖化の影響を受けて、氷の量が減少して、雪原が削られてきているのでしょうね。残念なことです。
https://www.trailerdego.com/?p=4259
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